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【黒鶏(くろどり)】 地鶏ブームの昨今ですが、その前に忘れてはならないのが”ブロイラー”だといもいます。以前、鶏肉は農家で飼育していたニワトリに1年〜1年半ぐらい卵を産ませた後、食肉用としておりましたので肉質が固いものでした。
当時の柔らかい若鶏は、半年ぐらいの鶏で卵を産む前のものですから非常に高価なものでした。そこで登場したのが”ブロイラー”です。卵から孵化してわずか90日で、従来の鶏の1.5倍の大きさになるので肉質が柔らかく低価格であります。
経済成長過程での我が国でも急激に普及していき、以後40数年消費量も増大してきました。また、過去20数年ブロイラーの物価は上がっていません。それは養鶏場の技術向上や飼料の改善、消費量の増大によるものです。このようなものがかつてあったでしょうか?これは私達の動物性タンパク源として、画期的な革命と私は思います。
さて、経済的にゆとりが出来てきた現在、「もう少し美味しい鶏肉を」との要望で登場してきたのが”地鶏”です。当店でも十年位前から地鶏に取り組み、名古屋コウチン、軍鶏(シャモ)、ブリモウス、日向地鶏といろいろ取り扱いました。
ある時、味にこだわっているという但馬の人が来て、世界で一番美味しいとされる黒鶏をフランスで発見し、但馬で養鶏いているが絶対に自信があるから当店で扱ってほしいといわれ販売したところ、非常に好評でお客様も増えていき、今ではこの黒鶏の専門店が4〜5店舗出来ました。
この黒鶏の味はキジ肉とよく似た味で、もも肉は鍋物にはもちろん塩焼き・照り焼き・から揚げなど何に使っても美味しいのですが、少量のお酒を入れるのがさらに美味しく食すコツです。
また、胸肉も味があるので生で薄く切り、キューリ・大葉を巻き梅肉で食べると絶品です。また、胸肉のピリ辛揚げはコクがあって美味しいです。皆様、一度ご試食してください。必ずご来店いただけると自負しております。
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