料理法も多彩で、関西の料理人の真価が問われる魚といっても過言ではありません。
特に鮮度の良い物は3枚におろしてお造りに。塩昆布を細かく刻んだものを添えても良く合います。余った頭は二つに割り、塩焼きにしてみをほぐし、お茶漬けにどうぞ。
小型のものをウロコをつけたまま背開きにしてうす塩をし、寒風にさらして生干しにしたものは徳川 家康が好んだ興津(おきつ)鯛とも呼ばれ、絶品です。
甘鯛のウロコを包丁ですいてとり、三枚におろしてうす塩をし、すりおろしたカブラに卵白を加えたものをかけ、昆布をひいて酒をふり、蒸しあげたカブラ蒸しも冬を代表する料理です。
変わったものでは、甘鯛の上身でポテトサラダをはさみオーブンで焼いたものや、グラタンに仕立ててもおいしく、若い人に人気があります。 |